2014/03/13

世界で一つの少林寺拳法とは

永らくこのブログから離れてしまったが、これを機会に又再開したいと思う。

ほぼ2年間に亘り投稿しなかった事には諸々の事情が有った。最も大きな理由は、英国少林寺拳法連盟の名称登録をめぐって、少林寺拳法ユニティとの間で生じた係争である。

経緯を簡単に述べるならば、話は今から5年前にさかのぼる。WSKO理事会に出席の為、2008年の12月に訪日した私に対して、渡航費の請求が不当にあたるとして理事会で糾弾される事となった。

私の解釈と本部の解釈とが異なった事が主な原因だったが、「もし組織に迷惑が及ぶと言うのであれば、WSKOの理事並びに指導員を辞任してお詫びをしたい」と申し出たため、いったん事態は収束に向かったはずだった。

しかし、翌年1月になるとWSKO本部から、「水野は謹慎処分中の身であるためBSKFのいかなる行事に出席する事も許されない」と全支部長に通達があった。 「あれ、まったく話が違うな」と思ったが指導員辞任を受け入れた訳だから仕方ないと判断し、2009年には講習会や会合には一切参加しなかった。

そんな中、2010年に英国連盟は新しい連盟規約の更新に踏み切った。その時点でのWSKO本部との確認事項は、連盟内で民主的に採択された新規約はWSKOも尊重するというものであった。 ところが新規約への更新には、WSKOの事前承認が必要という連絡が入ったため、英国連盟支部長会は俄然反発を強めた。

彼等英国人の認識では、国の法律に反しない限り、自分達の組織(BSKF)の規約においては英国法が当然の事ながら優先されるべきであり、それに反していない以上、民主的過程を経て採択された新規約は、当然の事ながらWSKOでも追認されると信じていたからである。

以上の経緯から、新規約を認めないとするWSKOとの軋轢は益々大きくなり、2010年3月3日、とうとうBSKFはWSKOから会員資格(国の連盟として)を剥奪されてしまう事態に至り、私も同時に除名処分を受けた。

その様な経緯の後、英国連盟はBSKF(British Shorinji Kempo Federation)として正式に商標登録を申請する決議を支部長会が採択した。

その時WSKO、正しくは少林寺拳法ユニティ英国法人から「少林寺拳法は固有名称であるから、英国少林寺拳法連盟の商標登録は認められない」とクレームが付けられた。 このクレームに対して、英国連盟支部長会は過去37年に亘り、BSKFはこの地で少林寺拳法の普及に努めてきた事、そして私達BSKFは過去長い間WSKOのメンバーであった事、WSKO発足以前のBSKA時代から活動を継続しており、連盟拳士の利益を最優先と考え活動してきた事等を訴えた。

交渉の過程でWSKOも責任者をロンドンに派遣し、BSKFの弁護士事務所において話し合いの場が持たれ、それにより解決しようという事になった。 WSKOから派遣された責任者に対して、「我々は貴方達WSKOを困らせる事を目的でやっている訳では無い、もしお互いが納得すれば我々も名称を変える事を受け入れる用意がある」と伝えた。

同時に「水野個人の問題(不正請求というのであれば)と英国連盟の名称問題とは全く別である為、個別に解決する方が良いのではないか」と説明したが、WSKOは一緒に解決する事にこだわった。想像ではあるが私が後ろでBSKFを操っていると思っていたのかもしれない。

昨年2013年6月には、英国の知財法人IPOオフィサーから「BSKFの登録は全く問題が無い」との裁定が示された。尚この裁定では「WSKOは英国少林寺拳法連盟に対して、これまで掛かった経費として£950-を支払うように」とも付け加えられていた。 金額的には大した額では無いが、結果としてBSKFの主張が全面的に認められ、完全勝利という形になった訳である。

その後少林寺拳法ユニティは、この裁定を不服として高等裁判所に異議の申し立てを行った。 過去ほぼ5年に亘り、不毛(時間的、経済的、精神的)な拘束が多々あった。その都度、ユニティの代理人弁護士の突き付ける不当な請求に敢然と立ち向かったのは、BSKFの支部長達であった。

例を挙げれば、「関係する証拠を3日以内に提出するように」という要求がクリスマス・イブに出されたことがあった。 反対にユニティ側弁護士はBSKFからの問い合わせに対して、当たり前の様に何か月も無視し、半年や1年位遅れて返事が来る事が普通だったにも関わらずである。 

自らの怠慢を棚上げし、クリスマス・イブに3日間で提出しろとは、故意だと言われても当然であろう。日本において大晦日に同じことを要求する事を想像すれば容易にその理不尽さが理解できると思う。

しかしBSKFの支部長達は、この不当な要求に対して見事に受けて立ち、屈することはなかった。 要求された関連書類を全てそろえた上、時間証明を付けてユニティの代理人弁護士に送り届けたが、その後も想像したとおり、何の返事も確認のメールすら届く事は無かった。 
この弁護士に対してユニティがどの様な指示を出したのかは不明であるが、もし社会常識から見て自分達の要求が妥当なものかどうかの判断すら付かない組織であったとすれば、その様な組織が発展する事は難しいのではないかと想像する。

そして2014年2月17日付で高裁の裁定が下された。その判決文には英国において「少林寺拳法はゴルフや柔道と同じく一般名称である!」、「よってBSKF(英国少林寺拳法連盟)は問題なく商標登録ができる」という内容が明記されていた。 

この判決に、英国連盟幹部のみならず、全てのBSKF拳士が大喜びした事は言うでもない。 
また高裁の下した裁定により、BSKFの支部長達には、より一層少林寺拳法を正しく伝えていく責任と義務が生じた事は今更言うまでも無い。 

私は現在も拳士達に話をする時、「開祖宗道臣の残した教え(技と哲学)を学ぶ人達は、たとえ現在所属する組織は異なっていても敵ではない、共通の目的と技の修練を楽しみながら、少林寺拳法を共に協力して発展させていく事こそ開祖と我々拳士の夢ではないか!」と問いかけをしている。

世界には何らかの理由により日本を頂点とする少林寺拳法組織(WSKO)を離れた拳士やグループが少なからず存在して居る。これまで堂々と少林寺拳法を名乗る事が出来なかった拳士達に、今回の裁定を受けてこう呼びかけたいと思う、「さあ、皆さん一緒に少林寺拳法をやりましょう」と。 (その2へ続く

9 件のコメント:

  1. 長い間、先生のブログが公開されませんでしたので心配しておりました。でも、新たに始められたことをうれしく思います。

    WSKOとの間での訴訟は5年間も本当に大変でしたね、私の感覚では考えられません!BSKF各支部長達に敬意を表しますと共に拳士たちは先生と行動の道を進んで選んだ事を誇りに思うでしょう。一般的には5年間はとっても長いですし、そのうち耐え切れなくなるのを待っていたのでしょうかね?それでしたらWSKO側は人の心を分からないのか、分かろうとしないのか、それが、理想郷建設、青少年育成目指した団体であれば非常に悲しいです。

    進んで協議をしてお互いの納得を目指しているのに、返事が遅れる等をするなんて私の感覚ではありません。

    開祖の思い日本を初めとして世界のは多くの人に伝わっています、私もその一人ですが、開祖の何十万分の一人として先生とともに頑張って歩みたいです。

    さー皆さん一緒に「少林寺拳法を一緒にやりましょう!」大いに賛成です!

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  2. 長い間ご苦労様でした。BSKFの支部長の皆さんも辛かったと思います。長い年月をかけてイギリスの地に少林寺拳法を普及させてきたのはいったい誰なのかをWSKOはわかっているのですかね?小生も設立から18年になりますが門下生を増やしていくことの難しさはよくわかっています。5年の年月は長かったかもしれませんがこれからのイギリス連盟にとっては本当に良かったと心から思います。
    また、一緒に少林寺拳法ができるのですね!
    一緒にがんばりましょう!TAKA

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  3. 早速の投稿感謝しております。
    本当に長い道のりでした。なにがそう感じさせるのかと言えば自分たちの仲間と戦う事の虚しさです。
    本来の姿であれば、共に力を合わせて発展してこそ開祖の残した素晴らしい少林寺拳法を次世代に残せるものだと思うからです。
    少林寺拳法は特定の個人や組織を守るために創始された武道ではないはずです。
    守るべき教え『理想境建設』には普遍性があってこそ発展し続けていけるのだと思います。
    ご声援ありがとうございました、心より感謝申し上げます。 結手 

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  4. 早速の投稿驚いております、同時にこの様に温かなメッセージを頂き、自分達のやってきた事を支持してくれる仲間が日本に居る事を確認でき本当に心強く思いました。
    18年間の道場での指導は大きな財産だと思います。これまでの経験を生かして、これからも粘り強く指導して行かれたら必ず多くの拳士が共鳴してくれるものと確信しております。
    今後も声をお寄せください、私もその言葉を糧により一層少林寺拳法発展のために尽くしたいと思います。 結手

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  5. この件について英国側からのお話を知ることができて良かったです。
    この記事を読む限り、僕は英国側が真っ当だと思います。
    僕は10数回破門になっておりますが、それは指導者側の知恵が足りず、社会正義を理解できなかったからです。それ故指導者や諸先輩には強い不信を抱えています。
    日本の田舎の道院長には僕が悪意で道場破ったと所属の拳士達に言い含めて、僕に対峙させる者がおりました。対峙した者は怪我させることなく仕留めて誤解を解いておきましたが、それでもなお医者や警察官を言い含めて僕を悪に仕立てようとする悪い性格は指導者としては失格と思います。

    英国で指導されているのですね。youtubeチャンネルで動画は拝見しておりました。
    僕は二度程英国を訪れた機会があり、2013年にはGreenwichで3人の柔術アスリートと手合わせさせてもらいました。英国人の騎士道の良い面を見れてとても好感触でした。この時も(僕は乱取り後はいつもこうです)対戦後に一緒に対戦を振り返って解説し、情報を共有して楽しく学びの時を過ごしました。再び英国を訪れる際には練習に参加したいと思います。

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  6. Yanagitaさん 投稿を有難うございました。
    少し前のブログでしたので気付くのが遅れ返信が遅くなってしまいました。

    今日私は英国連盟が新しく出版した『少林寺拳法の哲学』と言う本を受け取りました。私が書いた本ではありませんが、支部長の一人が多くの情報を集め、主に哲学(教え)についてまとめ上げたものです。
    残念ながら私にはこの様な能力(本にまとめ上げる力)はありませんので、それらを持ち合わせている人達に尽力してもらったと言うのが正直なところです。機会がありましたら是非一度手に取って読んでみて下さい。

    少林寺拳法を修練している人達は世界には沢山存在しています。何らかの経緯でWSKOから離れてしまったグループは数知れません。しかし日本の少林寺拳法本部が何と抗弁しても彼等が少林寺拳法をやって居る事は紛れもない事実です。

    現在私達のグループIKA(国際拳法協会)に加盟する国は10カ国を数えます。彼等は純粋な少林寺拳法の拳士達です。
    共に宗道臣の残した少林寺拳法を世界に広めるべく努めている仲間なのです

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  7. Mizunoさま、返信ありがとうございました。
    『少林寺拳法の哲学』は英語版でしょうか?まだThe philosopy of shorinjikenpo ?ネットでは本はみつけられませんでした。

    僕自身は少林寺拳法の教えに限らず、道徳教育も否定派です。ノイローゼ、自殺未遂、学校や社会から落ちこぼれ、そこから立ち直った経験から”心を鍛える””精神修養”そのものが間違っていることに気づいたからです。医学や心理学の先端研究を調べてみてください。

    少林寺拳法の団体も学校教育も社会も健康な心を育めないのが現状です。WGIPご存じと思います。日本人は戦後この非道なやり口の下で育ってられてしまったので、基本的にダメ人間です。ダメ人間が組織作ってもダメ組織しかできません。ダメ組織がダメ国家作っているわけです。
    少林寺拳法は宗道臣が元スパイ且つ王族で、皇族の縁を取り込んで広く普及させることに成功しました。そして民間に生きる王族を皇族に従えさせるために、王族には全員少林寺拳法を習わせ、高校時代にリンチを加え、従わせるという習慣が定着していました。ラスボスは少林寺拳法館長でした。こんなことをしている武術団体は滅ぼすべきと思います。それ故僕は宗道臣についてもそれ以降の館長にも連盟にも強い疑念を持っています。
    実際、少林寺拳法の武専出身者でも創価学会の謀略に嵌ってしまい、入信させられ、本部には言えずにいたケースもあります。不屈の精神育ってません。”仏作って魂入れず”です。

    先の王族リンチに全て勝利し、これを仕組んだ奴らを強迫して止めさせ、従わされていた人たちを解放した人がいます。IKAでこういう人が育てば、武術組織として本物と言えると思います。僕には哲学が役に立つとは思えません。

    日本の少林寺拳法は分裂して源流の方は再宗教化しました。愚か者と思います。分派の日本護身拳法はIKAに加わっているようですね。良い方向に伸びてくれることを願っています。

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  8. Yanagitaさん ご意見有難うございました。

    ご質問頂いた『少林寺拳法の哲学』は現時点では英語版のみです。将来的には他言語に訳したものを出版する計画も有ると聞いています。

    さて、貴方が言われる『少林寺拳法に教え(哲学)はいらない』との見解に私は同意できません。少林寺拳法に限った事では無くあらゆるスポーツの指導者や科学者、政治家、経済人、医学者等あらゆる分野に哲学は重要な役割を果たす事が出来ると思うからです。

    武道やスポーツの指導者であっても哲学の無い指導者では、『何を目的に(価値を見出し)どの様な方法でその目的に向かって練習するのか』を説明出来なければ良い指導者とは言えません。単純に根性主義に走ったり、科学的効果を否定したりすることも起こり得ます。その様な指導者は評価に値しないと思いますし、間違った指導方法を受けたアスリートの中には怪我をしたり薬物に溺れたり、自身の利益の為には非合法な手段も択ばないと言う様な人格が育つことも否定できないからです。

    科学や医学の分野においても哲学の無い研究者を私は信じません。『自身の研究目的が人類の普遍的な幸福につながるものなのか否か!』と言う大きな前提が有ると信じるからです。人類が破滅に向かうような研究を私は支持できません。政治や経済の分野においても哲学の無い政治家(日本には多い)や、自己の会社で働く従業員の幸せを一番に考えない事業者では、会社も社会から良い評価は受けないばかりでなく、社員の忠誠心や向上心にもつながるとは思えません。

    >少林寺拳法は宗道臣が元スパイ且つ王族で、皇族の縁を取り込んで広く普及させることに成功しました。そして民間に生きる王族を皇族に従えさせるために、王族には全員少林寺拳法を習わせ、高校時代にリンチを加え、従わせるという習慣が定着していました
    >それ故僕は宗道臣についてもそれ以降の館長にも連盟にも強い疑念を持っています。

    これはどこから入った情報ですか?
    宗道臣が旧日本軍の諜報活動をしていた事は故人の著書でも触れていますが、彼が王族であったとは一度も聞いたことが有りません。皇族の縁(具体的に誰の事でしょうか)を取り込んで普及させることに成功した、と言う貴方の説も私には理解が出来ません。この様な話には多くの誤解と何らかの意図を感じます。私は現在の日本少林寺拳法連盟に特別なシンパシーは感じていませんが、それでも上記の貴方の見解には同意できません。

    館長と書かれていますが日本少林寺拳法連盟は『宗教法人』ですから正確には管長です。私達のIKA(国際拳法協会)は宗教団体ではありません、武道(スポーツ)の団体です。その上で正確な歴史と少林寺拳法が創設された真の目的を後世に伝える義務が伴っている事も理解して頂きたいと思います。

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  9. Mizunoさま、ご返信ありがとうございます。

    例えば民主主義と社会主義、共産主義など哲学に根ざすもので、特に共産主義はそのイデオロギーを実現させるために大量虐殺するという酷いものです。民主主義も”多数の意見が正しい”という非科学的な錯覚を引き起こしてしまうし、社会主義など経済を支配し過ぎるとかつてのソ連や東欧みたいに経済的に疲弊してしまいます。サピエンス全史を読めば経済の重要性はよく理解できると思います。
    すべての哲学が悪というわけでもありません。ドゥールーズとか千葉雅也とかおもしろいです。

    哲学は元々は最先端科学でしたが、科学が発展して、今は科学自身で最先端を行けるケースが増えてますから分野によってはもう要らないものです。今だ科学で充分に解決策を示せない分野において哲学を用いて解答を得ようとしていますが、それが科学的解答であれば1つにの解答(科学的真実に第2のものはありませんので)に行き着くのですが、そうでないなら不十分なものと思います。これも原始仏典を読めば良く似た話がでてきます。

    原始仏典には”誰も何も信じてはならない”という詩があります。仏教は懐疑主義ではないので、この詩が意味するのは”信じる”を捨てて”科学的に考える”に移行するという意味でこれが原始仏教の基本的スタンスを示しているものと考えられます。

    つまり”私は信じません。”とか”信じるからです。”というセンテンスを使うとこれ以上話す意味のない人だということをご自分から示していることになるわです。”科学的に考えません”と明示しているわけですから。他者に影響を及ぼす指導者であるならば、不安定な哲学を以って道を示すよりも科学を以って道を示した方が確かと思います。最も科学も間違えながら前進していますから、完璧とは言えませんが、なんとか言いくるめようとする左派よりもまともでしょう?

    >武道やスポーツの指導者であっても哲学の無い指導者では、『何を目的に(価値を見出し)どの様な方法でその目的に向かって練習するのか』を説明出来なければ良い指導者とは言えません。単純に根性主義に走ったり、科学的効果を否定したりすることも起こり得ます。その様な指導者は評価に値しないと思いますし、間違った指導方法を受けたアスリートの中には怪我をしたり薬物に溺れたり、自身の利益の為には非合法な手段も択ばないと言う様な人格が育つことも否定できないからです。

    ステレオタイプに聞こえます。哲学の有る無いよりも善良な人格形成に成功しているかどうかなのではないですか?善良な人格で科学的に正しい(すでに結果がでている)指導をしたら良いのでは。今は心理学も精神医学も発達してきているので、科学的証明の不確かな哲学を用いて誤った方向に進まないように舵を操作するのも改める時期が来ていると思います。科学的手法で構築された哲学は哲学でしょうか?哲学哲学言っている時の精神状態がリラックスしていて健康的で平和なものでしょうか?そういうところが怪しさを感じさせます。こういう視点は心身医学にあります。

    日本には仏教系の神経症治療療法で森田療法という行動療法があります、このhow toを武術に取り入れると健康な心の育成、維持、神経症予防になるのではないかと考えています。僕は反仏教、反宗教ですが、良い点はためらわず取り入れます。この手の行動療法は西洋の医学の中にもあって、小澤征爾が著書の中で少し書いています。

    > これはどこから入った情報ですか?
    前管長(誤字の御指摘感謝)、前〃管長、二代目師家、指導員多数、拳士多数で電話でお話した際に露見した話です。本部で行われたイベントの後と聞きました。僕の拳をハッタリだと思っていた前管長がそれを露見させようと仕組んだのですが、柔法の達人の森さんに理解して頂いたので、逆に確かなものだということが判明してしまったのでした。日本少林寺拳法分裂前の話しです。これがひと押しになって分裂したのだったと聞きました。

    >それでも上記の貴方の見解には同意できません。
    もちろん!それだけの証拠を提示していませんのでできるわけありません。それはわかっているから求めてもいません。証言を提示しようとしても国家最高権威で箝口令がしかれていれば誰も話しませんし。ただ発言を残しておかないと調べようともしないので悪事が葬り去られてしまいますから、せめてとっかかりだけは作っておこうというわけです。
    僕を名誉毀損で訴えて頂けると事実が明るみにでますから社会正義実現になるので都合が良いですね。これも権威で握りつぶされてしまうのであればそれはそれで露見させるのがおもしろいでしょうね。

    Mizunoさまのブログの記事を読んで日本少林寺拳法連盟との係争の英国側の意見の一端を知ることができたので、それはとても良かったし、IKAが宗教団体ではないので、僕としては日本の少林寺拳法よりも好感を抱いていますし、発展して欲しいと願っています。少林寺拳法の技はとてもよくできていて勉強になります。貴重な文化遺産と思います。

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