2010/03/25

朝青龍時代の終焉

今場所から横綱朝青龍が居なくなった。

これまで色々な批判を浴びながら、それでも大相撲界を大いに盛り上げてきた事は確かである。残念ながら昨年末の暴力事件が公表されるに至り、ついに引退に追い込まれてしまった。

自分は朝青龍のスピード感あふれる、闘志むき出しの相撲が好きだった。人によっては彼の見せる闘志を前面に出した、強面の表情に『横綱としての品が無い』等と言い嫌う人も確かに多かった。又、優勝した時に両手を挙げてガッツポーズをした事が、横綱の品位を汚す等と批判を浴びた事も多々あった力士でもある。

2010/03/07

日本国民の知る権利さえ遠ざけるように見えるマスコミのスタンス

今は世界の多くの国が不況で喘いでいる。
日本ばかりでなくアメリカもヨーロッパの国々も状況は同じだ。つい先ごろは欧州共同通貨ユーロの下落が目立っている。これの原因は前のギリシャ政府が財政状況を意図的に良く見せて発表してきた事が原因であった。

昨年のドバイショックも覚めやらぬ中、スペインやポルトガルの財政不安が持ち上がり、ギリシャ政府の介入が発覚した後は、ユーロ安が進んだと言う訳である。ここに来てドイツとフランスから資金援助が表明されるに至り、少し状況は落ち着きを見せている。

ギリシャのGDPは日本の10分の一以下である、日本や中国などに比べれば少ない事は言うまでもないが、大騒ぎしているドイツ政府やフランス政府の打ち出した救援策を見て驚いた。両国(ドイツとフランス)が打ち出したギリシャ国債を購入する金額が300億ユーロ、約3兆6000億円。翻って、日本政府が保有するアメリカ国債の残高は、7657億ドル(約70兆円)。日本一国がですよ!。中国がこれより少し多く、8948億ドル(76,5兆円)それ以外の国を合わせると、途方も無い国債を外国に買わせている国はアメリカ以外には無い。

ドイツとフランスの3兆6千億等、日本や中国の米国債の買取に比べればかわいいものではないか。3兆6千億で大騒ぎしていたら、日本の米国債70兆円はどんな表現をすれば良いのであろうか?