2012/03/12

東日本大震災から一年、大使館の追悼式典にて感じた事

3月11日は日本人にとって何年経とうが忘れる事が出来ない日となった、大震災から丁度一年の2012年3月11日、ロンドンは日本大使館において追悼式典が執り行なわれた。私も家内と共に参列し被災された人達や、多くの亡くなられた方々に黙祷して冥福を祈った。

一年前ニュースが24時間流され続けた、東北地方を襲った地震と大津波の惨状が脳裏に蘇った。思えば前日まで幸せな生活を送っていた善良な人達が、一瞬にして大切な家族や友人、そして家を失ってしまい、それに追い討ちを掛けるかのように原発災害が起きた。世界中が驚愕し、福島はその日を境に世界中にその名前が知られるようになってしまった。

連日TVのニュースには津波が押し寄せるホラー映画の様な映像と、原子力発電所が水素爆発を起こした映像とが繰り返し流され続けた事により、日本中が放射線に汚染されたのではないか?と言う様な印象を与えることになった。