2020/04/09

中国武漢ウイルスについて(おまけ)

昨日TVニュースで映し出された中国武漢からのニュースには驚かされた。

それは明らかに何らかの意図を感じずにはいられない異様な光景であった。

単純に見れば今度の新型コロナウイルスに打ち勝った!と言う喜びを世界に向けて発信したかっただけなのかも知れない。

一方で現在もなお、多くの国々で悲惨なウイルスとの戦いが続いて居る事は、中国政府も分かって居ると想像していた。いま各国で続けられるニュースの8割近くはこの武漢発祥のコロナウイルスである。

ヨーロッパ各国やアメリカでも、危機的な映像と共に紹介される現実を鑑みれば、いくら武漢での感染が終息したとは言え、あらゆるビルにネオンサインを輝かせて、花火まで打ち上げ祝福する映像に、素直に納得の出来ない感情が芽生えた事も正直な感想である。

長い時間ロックダウンで都市封鎖が続き、沢山の人が亡くなった事から感情として終息した事を喜びたい気持ちは、分からない事も無い。しかし元を正せば今回の新型コロナウイルスは当の武漢から発症したものである事も事実ではないか。そしていくら自分達の都市で、その問題が終息したとは言っても、現時点でも同じ問題で多くの感染者や死者が増え続けて居るニュースを、毎日目の当たりにしている人々にとって、あのようなお祭り騒ぎは中々単純には受け入れられない気分だった。

勿論これらの行事も『中国政府がウイルスに打ち勝った!』と言うプロパガンダである事は容易に想像が付くが、あまりにもド派手な演出で中国共産党が目的とするプロパガンダの効果が有ったとは思えない。この様なお祭り騒ぎの様な映像がもたらす結果が、今回のコロナウイルスでいま現在も戦っている多くの国の医療従事者や国民から、逆に反発が出る事は考えなかったのであろうか? 適切なアドバイスができる軍師(宰相)が、かの国のリーダーには居ない事が良く理解できた一幕だったのではないか。

そう言えば近隣のどこかの国でも、お友達で周りを固め、忖度政治で良識ある声が届かない環境をエンジョイしているリーダーにも同じ事が言えるのかもしれない。

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