前回の投稿から随分と日にちが過ぎてしまった。これまでに紹介した講習会から、今回はIKA(International Kempo Association)の日本における第一回講習会の様子を、私が感じたままを述べてみたい。
この度のIKA・JAPANセミナーは日本の指導者の協力無くしては語る事が出来ない事は明白である。 ヨーロッパの国々からは60名もの拳士達が参加した事で当初の予想をはるかに上回る海外拳士の協力は、講習会の成功をより一層引き立たせた。
 |
第1回 IKA セミナー |
この講習会に参加したからと言って昇級、昇段の試験が行われる訳でもない。そこには純粋に拳法を共通の喜びとして仲間達と練習したい!と言う明確な意思が有った。参加者が昇段試験を目的に講習会に参加するセミナーとは一線を画した心地よさが参加者全ての拳士から感じられた事は、何十年も前の講習会の本来あるべき姿を指導者達にも思い起こさせる良い機会となった。
 |
神戸市役所 表敬訪問 |
また期間中には各国代表者による国際会議も並行して催された。参加者がそれぞれの思いを発言して、今後のIKAのあり方が熱心に議論された。 その中では毎年IKAとしてオフィシャルな大会と講習会を催して行く事も議題として取り上げられた。
 |
神戸電子専門学校 表敬訪問 |
この度の講習会に参加した日本の拳士達からも数多くの賞賛と共鳴する意見が我々に寄せられた。 勿論海外から参加した拳士達は講習会のみならず観光や食事など日本ならではの貴重な体験を満喫した事は言うまでもない。 彼等の口から「次の日本での講習会はいつやるのか? 次回はより多くの仲間と共に参加したい」と聞かされた時には、今回のセミナーの成功が参加者から認められた事が感じられ、主催者の一人として大変うれしく思った。
最後に今回の講習会成功の為にご尽力いただいた日本の指導者の方々、そして又影の力として諸々のご協力を賜った総ての皆様に心より感謝の意を伝えたいと思う。皆さんの総力で今回のセミナーは大成功の内に終了することが出来ました、有難うございました。結手
 |
姫路城 |
 |
神戸ビーフ会食 |
 |
京都観光 |
 |
後夜祭 |