2019/10/25

課題を決めて練習するーその1

格闘技の練習の中で一番難しいのが相手の動きに対する的確な対応ではないか。何故ならば相対した時に相手の動きが直ちに読めると言う訳ではない、通常は攻防の中で少しづつ相手の特徴が分かり始める。その様な状態で相手がどの様な攻撃を仕掛けて来るのか分からない時、自身がすでに頭の中を整理しておく事により、ある程度は迷いが無く反撃の技が出せると言う事である。

先ず相手に対しての間合いを整理する必要がある。突きの間合いなのか、蹴りの間合いなのか。初めに自分がやろうとする技を限定しておくことにより迷いがなくなる!それを効果的に使う事により、全くプランが無い状態よりもより効果的な反応が出来ると言う練習方法である。

先ず我は『逆蹴りのみ』と言う結論を出す。技としては払受蹴り、十字受から逆の下段蹴り。この2種類のみのカウンター攻撃と言う事を決めて練習する事で他にあれこれと考える必要がなくなる!この事によりよりシンプルにカウンターの反撃に入る事が出来ると言う理屈である。自分がやる事を決める事により迷いを消すことが今回の目的であると言う事を理解して練習してみたらどうであろうか。簡単に反撃が出来たと言う人は目的が達せられたことになる。

(スイス講習会での記録)

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